みなさん、こんにちは!
二十四節気では大寒になりましたが、寒い日が続くかと思ったら暖かい日もあったりと、なかなか身体がついていかない毎日ですね……!
先週、1月11日は成人の日でした。
新成人のみなさん、成人おめでとうございます!
早稲田大学にも、成人を迎えた学生が多くいますね。
ということで、今回は成人の日についてお話したいと思います。
今年の成人式は、新型コロナウイルスの影響で中止や延期になった自治体も多くありました。
筆者も新成人なのですが、筆者の暮らす自治体も成人式は中止となりました。
残念ですが、こればかりは致し方ないですね……。
さて、そもそも成人式とはどのような歴史を持っているのでしょうか?
元々、日本には「元服」という成人儀礼がありました。
その実施年齢は10歳に満たない少年期から20歳近くまでと幅広く、概して15歳前後が目安とされていたそうです。
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では、今の形式の「成人式」はいつ始まったのでしょうか?
現在のような新成人が集って祝う形は、埼玉県北足立郡蕨町(現在の蕨市)で、1946年11月22日から3日に渡って行われた「青年祭」が起源と言われています。
この「青年祭」は、演芸会、展覧会、スポーツ大会、バザーなど娯楽性の高いものだったそうです。
1948年には1月15日が「成人の日」と定められ、翌年に、各自治体に対して「成人式」を行うべき旨が発せられたのだそうです。それが今に続いているんですね!
早稲田大学のある新宿区は、新成人の2人に1人近くが外国人なのだそう。
例年の成人式では、振袖だけでなく、華やかな民族衣装に身を包んだ新成人も多く見られるようです。
とても素敵ですよね!
早稲田大学には2020年5月時点で大学院生を除いて2642人の外国人学生がいますが、彼らの中にも民族衣装を着て成人式に参加した人がたくさんいるのではないでしょうか?
日本以外の民族衣装を間近で見られるなんて、なかなかない機会!
そんな姿が見られることは新宿区の成人式の醍醐味でもありますね。
今年は残念でしたが、来年はコロナが落ち着いて盛大にお祝いできることを祈っています!
改めて、新成人のみなさん、成人おめでとうございました!
参考・出典
室井康成(2018)『現代民俗の形成と批判 ―「成人式」問題をめぐる一考察 ―』
アクセス日 2021/01/20
朝日新聞デジタル 2019年1月14日『新宿の新成人、半数が外国人 日本語学校の留学生多く』
アクセス日 2021/01/20
日本経済新聞 2020年1月13日『民族衣装で成人式 新宿、留学生ら多く』
アクセス日 2021/01/20
早稲田大学留学センター『早稲田大学外国人学生在籍数』
アクセス日 2021/01/20
筆者 ゆっきー
早稲田大学文化構想学部2年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田
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