ワセマガ読者の皆さん、こんにちは!
1月13日は、成人の日でしたね!大学の授業も始まって、にぎやかだった早稲田の町も、
成人式に出席するためにたくさんの学生が実家に帰省し、この時ばかりは、町が静かだっ
たなあと思います。SNSで見た、振り袖を着た先輩方のお姿がとても素敵でした!!
さて、2020年第2回目のコラムでは、成人式のあれこれをお伝えしようと思います!
まず、成人式がなぜこの時期に催されるのかについてご説明します!
「成人になる」ことは、古くから大切な人生の節目として、お祝いされてきました。
奈良時代以降、数え年で12歳から16歳の男の子が行った元服の儀が、成人式にあたります。元服の儀は、新年最初の満月に行う風習があり、それに由来して、1948年に1月15日が「成人の日」と定められました。その後、ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月の第2月曜日が成人の日となりました。
(国民の祝日の一部を、従来の固定日から月曜日に移動させ、働く人々に3連休で余暇を過ごしてもらおうと法改正されました。)
現在の成人の日が決まったのは、意外と最近なんですね!
さて、2016年に選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられてから、成人年齢が変わるのでは?成人式はどうなるのだろう?と考えた方もいるのではないでしょうか?
成人年齢を18歳に引き下げる法律は、2022年4月1日から施行されます!
つまり、その時点で18歳以上20歳未満の方(2002年4月2日生まれから2004年4月1日生まれまでの方)は、その日に成年に達することになります。
一方で、成人式はその時期や在り方に関して、現在、法律による決まりはなく、各自治体
の判断で実施されるものです。もちろん、何歳を成人式の対象にするかは、各自治体に委
ねられます。成人年齢に達する18歳にするか、飲酒や喫煙の制限がなくなる20歳にするか
、各自治体にとっては実に悩ましい問題ですね!!
自分の地域はどうなるのだろう?と気になった方は、ぜひご自分がお住まいの自治体のホ
ームページをご覧ください!
地域の新成人が一堂に会して行う現代の成人式!
成人式を東京ディズニーランドで開催する千葉県浦安市や、毎年ド派手な衣装を見にまとう成人が有名な福岡県北九州市の成人式が今年も話題になりましたね!
この日ばかりはと、騒ぐ若者たちの姿を見て、ご自身の昔の思い出を懐かしむ方も多いのではないでしょうか?
この機会にぜひ、卒業アルバムを開いたり、長く会っていない友人の方に連絡を取ったりして、昔の感慨に浸ってみてくださいね!
それでは、今回のコラムはここまでです!
ありがとうございました!
来週もお楽しみに!!
(リンク)
法務省 民法改正Q &Aページ
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00238.html
筆者 ソフィ
早稲田大学文化構想学部1年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田
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