先月、新紙幣のデザインが発表されましたね!1000円札は北里柴三郎、5000円札は津田梅子、10000円札は渋沢栄吉となりました。現在の1000円紙幣は野口英世ですが、その1つ前の紙幣には夏目漱石の肖像が用いられていました。
最近は暑い日が続いており、真夏日になる場所まであるそうですね。暑い日は何かと家に籠りがちですが、せっかくのお天気なので散歩をするのも楽しいですよ!
ということで、今回は漱石公園に足を運んでみました!
漱石公園は東西線早稲田駅から徒歩で約10分のところにあります。坂を上っていくと案内が出てきました。
漱石が通りの名前になっています!このまままっすぐ行くと漱石山房記念館に到着します。
とても現代的なデザインですね。記念館の前にはたくさんの植物が植えられていました。
これらの植物は漱石ゆかりのもので、パネルには植物の説明や、彼の作品の引用が掲載されていました。
個人的には、あまり見かけないザクロと豪壮な印象を受けた芭蕉がお気に入りです。近代的なデザインと自然との融合を感じることができました。
この記念館はあいにく筆者の訪れた月曜日が休館日となっていて中を見ることができませんでしたが、普段は300円の入館料を払うことで漱石の世界をより深くまで知ることができます。
さて、今回の目的地である漱石公園は記念館に併設されています。公園入口には紙幣などで見慣れた漱石の石像が設置されています。
園内には関連資料を閲覧できる道草庵や猫塚、そして様々な植物がパネル付きで植えられています。筆者が訪れた時はバラがとても綺麗に咲いていました!
筆者が園内を不審な動きで歩き回っていると、管理人の方が声をかけてくれました。この管理人の方から伺った話によると、記念館は早稲田大学の建築学科で教鞭をとっている方が設計をしたそうです。さらに、漱石は早稲田大学の前身である東京専門学校で教師をしていたということも教えていただきました。事前学習をせずに足を運んだ私はこの事実を知らなかったので、とても驚きました!
改元、紙幣刷新と時代の移り変わりを実感する出来事が次々に起こっています。こんな時だからこそ、過去の時代を振り返り学んでみるものいいのかもしれませんね!
ぜひ漱石山房記念館、漱石公園に運んでみてください!
筆者 Kuwa-san
早稲田大学商学部3年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田
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