みなさんこんにちは!
風も冷たくなって、いよいよ冬だなと感じる今日この頃です。季節の変わり目は日によって気温差があるので、服装に気をつけて風邪をひかないようにしましょう!
さて、秋学期には部分的にですが対面での授業やサークル活動も再開され、キャンパスに足を運ぶようになった方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、同じく順次再開されている早稲田大学の博物館や美術館を紹介していきたいと思います!
こちらの白い壁とたくさんの窓が素敵な建物は「坪内博士記念演劇博物館」です。通称「エンパク」は1928年に設立され、演劇に関する資料を展示したり、演劇講座を開催したりしています。時にはエリザベス朝時代のイギリスの「フォーチュン座」という劇場を模して設計された正面舞台で上演やリーディングなどが行われることも。
毎年秋に行われる「エンパクシネマ」という無声フィルム映画の野外上映会には筆者も参加したことがありますが、秋の空気の中で音楽の生演奏とともに美しい建物に映された映画を観るという、なんともロマンチックな時間を過ごすことができました。
続いてこちらは「會津八一記念博物館」。會津八一のコレクションを中核とし、様々な東洋美術を展示しています。もともとは図書館だったこの建物。
「読書をとおして知識を得る」という様子を表現した「明暗」という絵が下村観山、横山大観によって描かれ、2階へ上がる階段に飾られています。
この絵は常に公開されているわけではなく、公開日をチェックしてから見に行かなければならないのですが、現在は「早稲田文化」のサイトで360°ツアーが公開されています。
ちなみに筆者のお気に入りの作品は「布袋すたすた坊主図」です。可愛らしい絵なのでぜひ探してみてください。
そして最後に、正門近くにある「早稲田大学歴史館」をご紹介します。
早稲田大学ではキャンパスそのものをミュージアムにすることを目標としていますが、その取り組みのひとつとして2018年にオープンしました。早稲田大学の歴史を様々な視点から展示し、新たな発見が生まれるように構成されています。
ミュージアムショップやカフェも併設されています。なんとオープンテラスもあるとのこと。筆者はまだ行ったことがないのですがとても気になります。
他にも、2021年秋には早稲田大学で授業も担当されている村上春樹さんの寄託・寄贈によって「早稲田大学国際文学館(通称「村上春樹ライブラリー」)が開館予定です。
設計はあの隈研吾さん!カフェやオーディオスペースも計画されているらしく、素敵な空間ができあがるのがとても楽しみです。
今回紹介したものも、紹介できなかったものも、早稲田にはたくさんの個性豊かな文化施設があります。ぜひ足を伸ばしてみてくださいね!
参考ウェブサイト・画像出典
・早稲田文化サイトhttps://www.waseda.jp/culture/about/facilities/ (2020/11/09)
・早稲田大学演劇博物館公式サイト
http://www.waseda.jp/enpaku/ (2020/11/09)
筆者 ぽにょ
早稲田大学文化構想学部3年
早稲田大学公認サークル
まっちワークグループ早稲田
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